2020.3.6 Fri >>> 3.29 Sun 11:00-16:00
真っ白なキャンバスからはじまる物語
ここで過ごしたひとときが
これからのあなたにほんの少し 新しい世界を見せてくれるかも
このたび栃木県那須塩原市では、アートで地域を盛り上げる「ART369プロジェクト」の一環として展覧会「Beyond the canvas」を開催しました。
全国各地、何らかのハンディのある方々から寄せられた185点の応募作品の中から、1次審査を通過した入選作品19点を展示しました。
今回の会場となるアートスペース「北風と太陽」は、廃校(旧戸田小学校)をリノベーションしてできた施設で、黒磯駅から板室温泉へと続く、
那須塩原の風土を感じられる自然豊かな369街道沿いに位置しています。
No.01 《Apartment House》 ☆大賞
渡辺敏彦
No.02 《Slow City》 ☆谷口正和賞
MAKA
No.03 《風だよりの家》 ☆梶原紀子賞
和久文雄
No.04 《The Paper Fish》
Jim
No.05 《クラゲ日和》 ☆エールなすしおばら賞
sio
No.06 《お花と遊ぶ》
神山政子
No.07 《息づく山》
MORI kanoko
No.08 《大好きな人》 ☆岩渕貞哉賞
佐藤遼太朗
No.09 《ニューヨークのビルディング》
まどっぺ
No.10 《くるくるばー》
常富芳香
No.11 《ピアノ》
堀井銀次
No.12 《ゆめがあふれるまち》
蜂谷啓介
No.13 《変わりゆくもの、変わらないもの》
神吉みちる
No.14 《生命創生 命の始まり》 ☆三木俊治賞
若林義輝
No.15 《鮪の車》 ☆渡辺美知太郎賞
小山実
No.16 《自画像》
栗原勝之
No.17 《あふれすぎたボウコウピープル》
カミジョウミカ
No.18 《くねくねブーム》
佐藤葉月
No.19 《生命の怒り》
比嘉賢
身近な興味から点線面を描き始め、日常の生活時間そのものを注入し、細やかに全体を追い込み積み上げていくそのプロセスは、感性のパブリックとみることが出来き、作品には彼らの執着し集中する良さがとても良く表現されています。
その一つ一つに思いを込め書き込んでいる作品には、針を通すように魂の糸を打ち込むような姿を見ることが出来き感動をもたらします。それらは丹念に丁寧に、大胆に不敵に計算せずに、感覚的総和として着地計算されています。
心を揺さぶる作品、驚きを放つ作品は、そこに取り組み没頭する姿を思うと、恋に落ちるという表現があるが、私は「情感に落ち」、全身全霊の作品に高い個性を見ました。
圧倒的な特長、個性を集約し持っている人の表現能力であると思います。その独自性、個性、パーソナリティが、アートとしてのコンセプトを見事に顕在化させています。その意味であなた方はアーティスティックであるだけではなく、まさにアーティストであります。
Beyond the canvas
アートを活かしたまちづくり検討委員会
委員長 谷口正和